音楽と福祉のまちづくり(音楽×地方創生)

更新日:2021年04月01日

地域に根付く音楽文化 × 地域課題

 加美町は国内有数の音響効果を誇り、地方からの文化発信の象徴として全国的に有名な「バッハホール」を有し、音楽のまちづくりを進めています。加美町では、この地域資源である「音楽」の力を活用した地域課題の解決に取り組んでいます。

地域課題

  • 進学就職に伴う転出超過
  • 少子高齢化
  • 公共施設の維持管理
  • 地域の稼ぐ力の育成

地域の目標

廃校施設をリノベーションし、音楽と仕事に関する教育環境を整え、音楽の仕事を志す人の流れ(移住)を生み出し、音楽による新たな産業の創出(定住)を目指す。

音楽の教育環境

楽器の製作や修理など技術の修得や、音楽療法士やリトミック指導員 > 演奏家

  • 廃校施設に音楽と仕事に関する教育施設を誘致
    • 音楽の仕事を志す人の流れ
    • 音楽による新たな産業の創出

株式会社国立音楽院の誘致

⇒好きな音楽を一生の仕事に活かすをテーマに掲げる株式会社国立音楽院の誘致

平成27年12月3日

分校新設に関する立地協定

平成29年4月

国立音楽院宮城キャンパス開校・第1期生入学

学科
  • ピアノ調律科
  • ヴァイオリン製作科
  • ギタークラフト・リペア科
  • 管楽器リペア科
  • 音楽療法学科
  • リトミック本科
  • 専門部
  • 中高等部

平成30年4月

第2期生入学

新設

アーティスト科

学生の状況

  • 出身地別 町内 1名
    町外 29名(移住者19名)
  • 年代別 10~20代 22名
    30代以上 8名

関連事項

中新田バッハホール「平成29年度地域創造大賞(総務大臣賞)受賞」

“クラシック音楽による地域再生”を推進

 旧中新田町が設置したパイプオルガンを備えた日本初の町営クラシック専用ホール。合併した新町による「音楽と福祉のまちづくり」の拠点として再出発し、音楽専門学校を誘致するとともに、市民オーケストラの育成、無料サタデーモーニングコンサート、幼稚園・小中学校へのアウトリーチなど、クラシック音楽による地域の再生を推進した。

運営

加美町

開館

1981年

この記事に関するお問い合わせ先

加美町ひと・しごと推進課

〒981-4292
宮城県加美郡加美町字西田三番5番地

電話番号 0229-63-5611(直通)
ファックス番号 0229-63-2037

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