新しく加美町指定有形文化財(工芸品)が指定されました

更新日:2026年10月14日

切込焼 祥(しょん)瑞手(ずいで)染付(そめつけ)山水(さんすい)文(もん)瓢形(ひょうがた)徳利(とっくり) 一対 が新たに新しく加美町指定有形文化財(工芸品)として指定されました。

 

本作品は、昭和の頃から「祥瑞手」として賞賛されてきた切込焼の名品です。「祥瑞」とは、17世紀、日本人の注文により中国景徳鎮で生産された高級磁器を指し、この「祥瑞」磁器に類似する、極めて上質な染付磁器であるとして「祥瑞手」と呼ばれてきました。

原材料の選別から焼成まで万全を期した対応がうかがえ、仙台藩への献上品相当の切込焼の最上級品と推察されます。

 

仙台藩の文化芸術の一端を示す「御用品」級としての価値や、県内の近世磁器の中でも「祥瑞手」と名の付く唯一の伝世作品であり、切込焼の歴史を表す重要な資料であることから、加美町指定有形文化財に指定されることになりました。

町を代表する文化財として、そして郷土の誇りとして、加美町教育委員会ではこの作品を後世まで守り伝えていきます。

本作品は令和6年度に本町に寄贈され、現在切込焼記念館『切込焼 続美の双璧展』にて、展示中です。

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