切込・伝世の美

更新日:2021年04月03日

  • 染付山水文飯茶碗
  • 染付山水文輪花小皿

白地に藍色で文様が描かれる染付磁器が切込焼の主流です。
献上用の上質なものより、むしろ素朴な日用雑器が切込らしさを伝えています。

白地に青の絵の具で絵付けされた染付山水文飯茶碗の写真
白地に青の絵の具で絵付けされた染付山水文輪花小皿の写真
  • 染付松文瓢形大徳利(郷右近コレクション)
  • 染付鉄砂梅花散らし文らっきょう形徳利(郷右近コレクション)

らっきょう形の徳利は、切込焼のシンボルとして知られています。どっしりした重量感が魅力で、見ごたえがあります。

白地に青の絵の具で松の大樹がダイナミックに描かれた瓢箪型の大徳利の写真
白地に青の絵の具で図案化された梅の花が器面全体に散らすように描かれているらっきょう形徳利の写真
  • 瑠璃釉燗徳利
  • 鉄釉小形甕と陶製豆甕

染付のほかに白磁や瑠璃釉、鉄釉もあります。幕末頃になると陶器も焼くようになります。

深みのある青の美しい色合いをした瑠璃釉燗徳利の写真
褐色で丸みのある鉄釉小形甕と陶製豆甕の写真
  • 三彩輪花小皿
  • 二彩急須

トルコ青・紫・白で彩られる二彩・三彩は、「東北陶磁の華」として珍重されています。

トルコブルー・茄子紺・白の三色の釉薬に彩られた三彩輪花小皿の写真
トルコブルー・茄子紺の二色の釉薬に彩られた二彩急須の写真

この記事に関するお問い合わせ先

加美町ふるさと陶芸館(切込焼記念館)

〒981-4401
宮城県加美郡加美町宮崎字切込3番地

電話番号 0229-69-5751
ファックス番号 0229-69-6553

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