加美町観光ビジョンについて

更新日:2022年05月11日

観光ビジョン策定の目的

町では、ウィズコロナ・アフターコロナに伴う新しい生活様式や、デジタルトランスフォーメーションへの加速化など、刻々と変わる観光ニーズに対応する観光施策と将来展望を提示する「加美町観光ビジョン」を令和4年3月に策定しました。

観光ジョンの策定に当たっては、加美町の観光振興の方向性を明確にし、中短期の目標を掲げ、町と観光関連団体が共通理念のもと、既存の観光資源を活かし、または新たに創造し的確な役割分担の上で、計画的かつ継続的に事業展開できるような観光ビジョンを定めました。

 

加美町観光ビジョンについて

まちづくりの基本理念のもとに、加美町の「自然環境」「伝統文化」に存在する地域資源や観光資源を最大限生かし、訪れる人が加美町での「多様なアクティビティ―」や「食」に満足し、加美ファンになっていただけるように、想いを込めて迎え入れる、その想いが来訪者に伝わり、加美ファン・リピーターとして加美町の魅力を内外に発信いただくことで、更に加美町の魅力が磨かれ、拡充し、町民および訪問者がともに納得・共感できる「加美町観光ビジョン」の実現を目指します。

観光ビジョン  スローガン
『 加美町に  自信あり Confident in Kami Town 』

シビックプライド の醸成・稼げる観光を融合させる加美町としての自発的なメッ ツセージとして内外に宣言することは、「自信を持って迎えための準備」が必要となります。
これを実現するためには、自分事としての目標を持ち、実践することで加美町をもっと知り、その良さに自ら気付く事で、それぞれ「何の加美町」に自信があるか考えてみることが、加美町民の「誇り」と「目標像」となります。
また、宣言を継続させるには、善意だけでなくお金が必要であり、継続させためのビジネスを生み出し、加速させる原動力となります。

基本理念

加美町の魅力を最大限活用し、加美ファン・リピーターが増える事で観光による消費が拡大され、地域の経済振興につながる事が期待されます。同時に観光振興を推進することにより、町民があらためて自分達が住んでいる地域に関心を持つことで、その魅力や価値を実感し、これまで以上に地元に愛着を持ち、「誇り」を持ってもらうことにつながります。そのために観光客の増加による経済振興だけではなく、町民参加での地域づくりも意識した観光振興を展開することで、迎える町民と観光客一体となった地域力の高い加美町を目指します。

本ビジョンを推進することにより、成し遂げたい目標は以下の3つとします。

1.シビックプライドの醸成 ~我がコト人材の育成~

  • 観光ビジョン策定を契機とした町民ネットワークの形成・強化
  • 町民の誇りにつながる観光

2.稼げる観光

  • 人流・物流の拡大による、経済的メリットのある観光モデルの構築地域産業の活性化につながる観光

3.ファンの育成

  • 関係人口・交流人口の創出や移住定住につながる観光

基本方針

以下のとおり7つの基本方針に定め、うち4つは重点プロジェクトとして位置づけます。

1.加美町の豊かな「自然景観」を活用した町内周遊の促進 【重点プロジェクト】

加美町の3つのエリアを連動させ「自然景観」を軸にした観光コンテンツの整理・開発に取り組み加美町全体で楽しめる観光地を目指します。

2.加美町ならではの特色を活かした「食」のブランディング 【重点プロジェクト】

加美町と言えばこの食と言ってもらえる加美町らしい食ブランドの確立を推進します。

3.加美町の山と川で体験する「多様なアクティビティ―」の活用 【重点プロジェクト】

加美町の広大な自然環境を活用し整備された屋外体験を発展させ、アウトドアで選ばれる観光地を目指します。

4.加美町の奥深さを物語る「伝統文化」による誘客促進 【重点プロジェクト】

加美町の時と人が織りなす物語を見て・触れて・体験する事でより深い理解が生まれる機会を創出し、町内外の交流を促進します。

5.外国人観光客に選ばれる観光地づくり

自然を活かした体験や日本の生活や歴史・文化が息づく加美町ならではの体験を通して外国人観光客の誘客を目指します。

6.加美町のプロモーション手法の最適化

加美町の魅力を効果的に伝えるためのプロモーション戦略を構築し、ファンの拡大を図ります。

7.受入体制の整備と役割の明確化

来訪者への受入環境の整備と来訪者データ集積・分析によるニーズとシーズの最適化を図ります。

加美町観光ビジョン(PDFファイル:11.9MB)

目標値

観光ビジョンへの取組みに対する目標や方向性をより明確にするために、観光ビジョンの達成状況を客観的に評価できる目標値を設定しました。目標値は、令和2年「第2期加美町まち・ひと・しごと創生総合戦略」で設定し継続中の目標値を一部踏襲し、年間観光入込宿泊客数については、毎年5%の増加を目指し2024年25,000人の目標値を新たに設定します。

加美町観光ビジョン目標値
年間観光入込客数 1,228,000人 (2020年) 1,300,000人(2024年)
年間観光入込宿泊客数 20,000人 (2020年) 25,000人(2024年)
関係人口   500人(2024年)

観光ビジョン策定業務公募型プロポーザルの実施について(終了しました)

公募する業務内容

加美町観光ビジョン策定業務

本業務は、ウィズコロナ・アフターコロナに伴う新しい生活様式や、デジタルトランスフォーメーションへの加速化など、刻々と変わる観光ニーズに対応する観光施策と将来展望を提示する「加美町観光ビジョン」を策定するものです。

観光ビジョンの策定に当たっては、加美町の観光振興の方向性を明確にし、中短期の目標を掲げ、町と観光関連団体が共通理念のもと、既存の観光資源を活かし、または新たに創造し的確な役割分担の上で、計画的かつ継続的に事業展開できるような観光ビジョンであることが望まれます。

 

参加資格・提案書類等

公告および加美町観光ビジョン策定業務公募型プロポーザル実施要項をご覧ください。

※入札参加資格登録の手続きおよび提出書類等の詳細はこちらをご覧ください。

選定方法

公募型プロポーザル方式

公募スケジュール

加美町観光ビジョン 公募スケジュール
内 容 期 日
公告・参加申込募集開始 8月30日(月曜日)
質問受付期限 9月 6日(月曜日)
質問回答書の閲覧 9月 8日(水曜日)から9月 9日(木曜日)
参加申込書提出期限 9月10日(金曜日)
企画提案書提出期限 9月22日(水曜日)
プレゼンテーション審査会 10月5日(火曜日)

 

質問の受付について

質問の受付は終了しました。本公募に係る質問はございませんでした。

公告および実施要項等

加美町観光ビジョンプロポーザル審査結果について

令和3年10月5日(火曜日)に実施しましたプレゼンテーション審査会の結果、以下の事業者が
優先交渉権者となりました。
 

1.事業者名

株式会社JTB 仙台支店
 

2.所在地

仙台市青葉区大町1-4-1 明治安田生命ビル4階
 

問い合わせ先

981-4292 宮城県加美郡加美町字西田三番5番地

加美町役場 産業振興課 観光振興係

電 話:0229-63-6000 ファックス:0229-63-3398

E-mail:shoukoukankou@town.kami.miyagi.jp

担当:早坂・向久保・千葉

この記事に関するお問い合わせ先

加美町産業振興課 観光振興係

〒981-4292
宮城県加美郡加美町字西田三番5番地

電話番号 0229-63-3408(直通)/0229-63-6000(観光担当)
ファックス番号 0229-63-3398

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