バッハホールのココが特色!!~ホールのご紹介~

更新日:2022年09月07日

特色その1~心酔う空間~

外観

国内外有数の音響を誇るクラシック音楽の中でも室内楽に的を絞った、小粒でもピリッと辛い音楽ホール。1981年の開館以来"田んぼの中のコンサートホール"として注目を集め、地方からの文化発信の象徴的存在として全国的に知られています。
音楽ホールとして世界の一流アーティストによるクラシックコンサートを開催するだけでなく、地方における町づくりのモデル施設として、全国から視察者が来館、生涯学習、芸術文化振興の場として多彩に活用されています。

田んぼに囲まれた「中新田バッハホール」の外観の写真
ホール内

特色その2「バッハホールの音響」 … 音の響きの良さで世界中の演奏家やファンの心を魅力しています。

バッハホールのステージ写真

"ホールは楽器である"と言われるように、ホールの持つ音の響きは、その中で繰り広げられる催物、特に音楽にとって、重要な要素となっています。
その重要な音響設計には「NHK総合技術研究所」が携わり、客席やステージの壁面や天井の形状にこだわり、さらには客席後方にホールの残響時間を調節できる残響可変装置を設置しました。それにより、様々な楽器や演奏曲目に最も適した空間を創りだすだけでなく、文化講演会等の催事でもその目的に十分適った、最も適した音の響きを創ることができます。

バッハホール座席

特色その3「バッハホールのオルガン」 … コンサートホールとしての象徴です。

パイプオルガンの鍵盤

ホール設計当初からオルガンを設置することが考えられ、音響の面でもそのために準備し、オルガン建造期間にも十分留意をしました。しかも、地方自治体が独自にオルガンを備え、超一流のコンサートホールを持っていることの意義には図り知れないものがあります。
すでにヨーロッパでも楽界人たちの間で、このホールのことが話題になり、わが国の音楽文化の一端を、この町でも担ったといえます。

パイプが並んでいる茶色の巨大なオルガンの写真

「その他楽器」

チェンバロ写真
  • ピアノ…スタインウェイ・ヤマハCF
  • チェンバロ…ノイペルト・バッハ
ピアノ写真

特色その4ステンドグラス

SUTENDOGURASSU
SUTENDOENKEI

「田園詩」と題したこの作品は、光学レンズを使用し、独特の風合いを醸しだしており、バッハホールのあるこの町並みをイメージしたかのように見えます。
また、光庭には「星の林」と題し、背面に鏡を用いて、反射する光で作品が一層輝きを増し、ステンドグラスどうしお互いを助長しているかのようです。

制作者/三浦啓子氏

中新田バッハホールパンフレット

この記事に関するお問い合わせ先

加美町中新田バッハホール

〒981-4262
宮城県加美郡加美町字一本杉101番地

電話番号 0229-63-7367
ファックス番号 0229-63-7364

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