加圧式給水車を配備しました
自然災害や漏水事故などにおける応急給水に迅速に対応するため、加美町では令和7年3月12日に『加圧式給水車』を購入しました。
加圧ポンプを装備した給水車は、災害や漏水などの不慮の事故による断水時に、公共施設や病院などの受水槽への補給や、給水用ポリタンク、給水袋への給水を短時間で効率的に行うことができます。
また、大規模災害等で被災した他市町村への給水応援も可能となりました。
車両 | 3トンディーゼル車(AT四輪駆動) |
定員 | 3名 |
積載容量 | 2,000リットル(約660人分/1日1人あたり3リットル計算) |
搭載ポンプ |
・エンジンポンプ 1分間に最大200リットル、高さ25メートル(ビルの約7階)まで給水が可能 ・電動加圧ポンプ 1分間に最大30リットル、高さ32メートル(ビルの約9階)まで給水が可能 |
給水口 |
車両後方および左右側方の3箇所に給水栓(4口)の設置が可能 |
左側

後ろ
令和7年3月25日には給水車の操作説明を受けました。
今後は定期的な操作訓練を行い、ぼのぼのとかみ~ごが描かれた給水車で『安全安心な水』をお届けします。
災害に備えて
水は私たちが生活していくための必需品です。災害で断水した際、最低でも3日できれば7日分の飲料水を備蓄しておくことが望ましいと言われています。備蓄する水の量は1人当たり1日3リットルと言われています。このほかに生活用水(手洗いやトイレ、洗濯、食器洗い等)を別途確保しておくことが望ましいとされています。
また、飲料水や生活水の備蓄とともに、給水の際に使用するポリタンクや給水袋を備えておくと安心です。
更新日:2025年03月27日