寄附金の活用
活用事業報告
全国各地の皆様より、加美町に対しご寄附を賜り厚く御礼申し上げます。
皆様から寄せられましたご寄附は、本町の地域振興のために下記の通り有効に活用させていただいております。
令和5年度寄附金活用事業報告 (PDFファイル: 196.5KB)
令和4年度寄付金活用事業報告 (PDFファイル: 842.1KB)
令和3年度寄附金活用事業報告 (PDFファイル: 311.2KB)
令和2年度寄附金活用事業報告 (PDFファイル: 76.5KB)
令和元年度寄附金活用事業報告 (PDFファイル: 90.5KB)
寄附の使い道
皆様からいただいた寄附金は、加美町の将来の発展を目指し、加美町の明るい未来を築くために、以下の3つの事業に使わせていただきます。
ご希望の使い道を選択ください。
未選択の場合は、町政全般に活用させていただきます。
1.活力あるふるさとづくりのために
加美町では「善意と資源とお金が循環する、人と自然に優しいまちづくり」を実現するため、町の豊かな自然や歴史、産業を守り、地域が活気にあふれ、若者が住みたくなる魅力あるまちづくりに活用します。
【活用事例:地域まつり事業】
加美町には人々に愛される地域のまつりがあります。加美町で約650年前から続く火伏行事「宮城県指定無形民俗重要文化財 火伏の虎舞」。昔から春になると強風が吹き下ろし、大火が頻発したことから、「雲は龍に従い風は虎に従う」という故事にならって、虎の威をかりて風を鎮め火伏を祈願したことが始まりです。毎年4月29日に行われる初午まつりでは、地域の子ども達が虎に扮して舞い踊りながら色鮮やかな山車とともに街を練り歩きます。伝統ある勇壮なまつりは、毎年大勢の見物客が訪れ賑わいを見せる伝統行事です。子どもから大人まで地域で守り受け継がれてきた「火伏の虎舞」を、これからも多くの方々に愛される初午まつりとして後世につないでいけるよう、運営費などに寄附金を充てさせていただきます。
2.ふるさとの未来を担う子ども達のために
加美町では、「加美町で子育てをしてよかった」と実感していただけるよう、子どもの成長に合わせ、切れ目のない子育て支援を実施し、安心して子どもを産み育てられる環境づくりを進めています。子ども達は、未来を担うかけがえのない宝であり、希望です。加美町の豊かな自然と地域のあたたかい人の中で、たくましく元気に、心豊かな人間に成長してほしい。スポーツ推進や町の農産物を活用した食育、ICT教育の推進など、たくさんの学びの場を提供し、子ども達の未来と夢を応援するために活用します。
【活用事例:町内小学校教育振興費】
音楽のまちづくりを進める加美町の小中学校には、吹奏楽部や金管バンド部、ブラスバンド部があり、全国大会など多くの大会で入賞するなど素晴らしい実績を残しています。加美町立広原小学校の金管バンド部は10数名の少ない人数ながらも、全国大会金賞など輝かしい成績を収めています。仲間とともに毎日練習を積み重ねた、少人数を感じさせないダイナミックで迫力のある演奏は見る人に元気と笑顔を届けます。子ども達が使う楽器はメンテナンスをしながら大切に使われ、代々受け継がれてきたものです。しかし、長年使用してきたことで、楽器の修理や交換が必要となり、寄附金を楽器購入費用などに充てさせていただきます。皆様の応援が、子ども達の奏でる美しい音になり、元気に活躍する大きな支えになります。
3.ふるさとの自然環境を守るために
加美町には、秀峰薬莱山に代表される豊かな自然や美しい風景がたくさんあります。清流鳴瀬川が潤す大地では代々農業が盛んに営まれ、2017年に世界農業遺産『大崎耕土』に認定されました。この自然の素晴らしさと魅力を多くの方に知っていただきたい。造林事業など環境を守る活動に加え、自然を感じ、伝えるためのアウトドア振興事業に活用します。
【活用事例:モンベルアウトドア振興事業】
加美町は美しく豊かな自然の中で、自然を存分に楽しみながら、自然環境や文化について学ぶことができます。カヤック、サイクリング、トレッキング、キャンプなど、子どもから大人まで様々なアクティビティを満喫できます。ジャパンエコトラックエリアに認定されたコースからは、懐かしく美しい里山風景を感じることができます。自然環境を守り、未来につなげていくためには、保全事業に加え人々に自然の魅力を伝えていくことが重要です。町の宝である自然を楽しめる「SEA TO SUMMIT」、「ルート347」の各種イベントの開催や、町を訪れた方がいつでもアウトドアを楽しめる環境づくりに寄附金を充てさせていただきます。
更新日:2024年06月06日