個人と業者間でのトラブル
訪問販売や電話勧誘で契約したけれど、適正な契約なの?
訪問販売
加美町でもこんなことが…
- 景品をあげるから話を聞きに来て、と言われ行った。景品をたくさんもらった後で突然高額な健康器具の契約を勧められ、断りきれずに契約してしまった。
ハイハイ商法
- 無料で屋根を点検してあげるという業者に、モデル工事が安い価格でできるからすぐに契約して、と迫られた。どうにか1日待ってもらい地元業者に確認したところ、一般の工事費の2倍以上であることがわかり、断った。
- 10年以上前に買った布団を無料でクリーニングします、と電話があった。そんなに古いものに無料とは怪しいのでは?
- 小学校高学年の子ども用に、中学・高校までの教材をまとめて契約して、と長時間居座られ、結局70万円を分割払いで契約してしまった。しかし、実際の教科書に即しておらず、指導もなく、使えない状態。
- 玄関先に果物の箱を置かれ、法外と思われる高額な値段で買わされそうになった。
- 消防署から来たと身分を偽って、不必要・高額な消火器を売ろうとする悪質な手口。断っても居座って、強い口調で勧誘することもある。
電話勧誘販売
- 書籍を買わないか?と言われたがはっきり断った。しかし後日、書籍と請求書が勝手に送られてきた。
送りつけ商法
- 「注文のあった健康食品を代金引換で送る」と電話が来る。「注文した覚えはない」と言っても、「確かに注文を受けたから、代金2万円を支払わないと訴える」と強い口調で言われた。
- 突然健康食品が代金引換で届き、不審に思いながら代金を払い受け取ってしまった。
不当請求
- 10年前に契約した資格講座の会員資格が現在も有効で、そのときからの未納金が10万円ある。支払わなければ訴訟を起こす、と言われた。
契約書にサインする前に…お金を払う前に…
訪問販売や電話勧誘販売を行う業者は、最初に会社名・氏名・販売目的を明確に表明し、商品代金、支払い総額、支払い期間などの契約上の重要な事項を書面で出すことが義務付けられています。
これを守らない業者が非常に多く、意図的に隠して近づいてくるのが特徴と言えます。話を聞く基準の一つにしておくと、悪質業者を見分ける効果があるでしょう。
また、支払い済みなのに請求してくるなどの不当請求は、新たな勧誘という一面も持っています。放っておきましょう。
また、クーリング・オフ制度を利用する方法もあります。
詳しくは加美町消費生活相談窓口 電話0229-63-6000
この記事に関するお問い合わせ先
加美町商工観光課
〒981-4292
宮城県加美郡加美町字西田三番5番地
電話番号 0229-63-6000(直通)
ファックス番号 0229-63-3398
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更新日:2024年04月01日