加美町立鳴瀬小学校

学校教育目標
教育方針
鳴瀬に生まれ育つ児童一人一人に、ふるさとの自然・歴史・伝統・文化の中で育てられていることを実感させ、将来の夢や希望を持ち、その実現に向かってしなやかに、そしてたくましく歩み続ける力を育むことを目指した教育活動を展開する。
常に課題意識を持ち、自分の力で課題を解決したり、仲間と協力して解決したりすることに喜びや楽しさを感じ、くじけずに全力を尽くすことができる児童の育成に努める。
教育目標「大きな夢を持つ徳・知・体の調和のとれたしなやかな子どもの育成」
将来の自分に期待を持ち、「徳・知・体」の資質・能力をバランスよく身に付け、物事に柔軟に対応できる強さを持った児童を育成する。
1 目指す児童像
- やさしく支え合う子 互いに助け合い、切磋琢磨する子ども
~柳の枝が風向きによって様々な枝葉とふれあい、寄り添うように~
- なんどでも挑戦しやりとげる子 困難なことを乗り越えていくしなやかさ、粘り強さ、たくましさをもつ子ども
~柳の枝が強風を受け流し、耐え切れず幹ごと倒されてもそこから根を張り、新
たな芽吹きを迎えるように~
- ぎもんをもって学ぶ子 興味・関心のアンテナを高くし、楽しく学び、学ぶ力を身に付ける子ども
~柳が地中のあらゆる方向に根を伸ばし、養分を吸収し、枝葉を伸ばしていく
ように~
2 目指す学校像
「明日も行きたくなる(児童・職員)、通わせたくなる(保護者)、協力したくなる(地域)魅力ある学校」
◎教育環境が整備された安心・安全な学校
◎学ぶ意欲にあふれる学校
◎あいさつが飛び交う学校
◎地域・家庭とともに歩む学校
3 目指す教師像
◎心身ともに健康で、専門性と人間性を十分に発揮できる教師
◎児童一人一人に寄り添い、大切にする教師
◎児童の可能性を引き出し、良さを認める教師
◎ともに学び切磋琢磨する教師
◎児童・保護者・地域・同僚から信頼される教師
4 努力事項および取組内容
(1)豊かな心を育む教育活動の充実
- 道徳教育の充実
- 志教育の推進
- 異学年交流・たてわり活動の推進
- 心の通い合う積極的な生徒指導
(2)学ぶ力の向上と確かな学力の定着を図る学習指導の充実
-
学習集団づくり・学級経営
◇学習規律(学習に対する心構え)の確立
◇学び合う・教え合う場の意図的設定による高め合う集団づくり
◇生徒指導の4つの視点(自己存在感、共感的な人間関係、自己決定の場、安 全・安心な風土)
◇ノーチャイムによる児童の自主的な時間管理
2.授業改善(思考力・判断力・表現力等の育成、「対話的で深い学びを引き出す授業」と「学んだことをつないで考える授業」の追究)
◇「加美町の子どもの学ぶ力をはぐくむ10の提言」を意識した授業づくり
◇「分かる授業」「楽しい授業」の構築による学ぶ意欲の喚起
◇「習得」と「探究」のバランス(教師の話は15分以内)
◇個別最適な学びと協働的な学びの複線化
◇「単元内自由進度学習」の模索
◇各教科に応じた言語活動(記録、要約、説明、論述など)の充実
◇各種学力調査等の結果および児童の実態を踏まえた授業づくり
◇各教科および学校行事における表現活動の工夫
◇一人一台端末(タブレット)を活用した、授業および家庭学習を「深い学び・自
立した学び」とするための活用の工夫
3.基礎・基本の確かな定着
◇「学習の約束」による学習習慣の定着(ノートの使い方・発表、話合いの仕方・家庭学習の仕方・家庭との連携)
◇朝の学習タイム(毎週火曜日)、パワーアップタイム(毎週水曜日の放課後学習)の充実
◇朝の読書タイム、読み聞かせの設定等、読書活動の一層の推進
◇学力の基盤となる学ぶ意欲の喚起・向上、興味関心をひく環境の工夫など各教科の学習刺激の充実
◇児童一人一人の細やかな評価とつまずきへの個別対応(朝の学習タイム・パワーアップタイム等の利用)
◇e-ライブラリを活用した基礎基本の習熟と自学の習慣付け
4.研修の充実
◇授業改善の日常化を目指した校内研究の取組
◇実践力の向上および職員の親睦を図る現職教育の充実
(3)すこやかな体を育てる指導の充実
- 体力・運動能力の向上
- 食育・健康教育の推進
- 感染症対策の徹底
(4)安全教育・防災教育の充実
- 安全に対する意識の向上
- 防災指導、防災訓練の充実
- 危機管理マニュアルの活用と危機管理意識の向上
(5)特別支援教育の充実
- 就学指導の充実
- 教育相談の充実
- 個別の指導計画および支援計画の作成・活用
(6)地域に開かれた学校教育の推進
- 家庭・地域・関係機関との連携
- 地域の特色を生かした体験活動の推進(地区内各種団体との連携)
いじめ防止基本方針
児童が、学校で安心して学び生活できるよう学校全体でいじめ問題に対峙するため、ここに基本的な理念や体制を整備するものである。
1 いじめに対する基本的な考え方
いじめの定義
いじめとは、「児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等との一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的または物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じるもの」<いじめ防止法における定義>である。
個々の行為が「いじめ」にあたるか否かの判断は、表面的・形式的にすることなく、いじめられた児童の立場に立って考える。
2 いじめの未然防止のための取り組み
- 児童一人一人が、互いに認められ思いやる雰囲気作りに努める。
- 分かりやすい授業作りや行事への取り組みを通して、達成感や成就感を味わわせ、自己有用感や自尊感情を育むことができるようにする。
- 道徳教育を通して、人権尊重の精神や思いやりの心を育てる。
- 児童会行事や縦割り活動、親子での交流活動、祖父母参観、地域との合同行事など、一緒に楽しめる活動を工夫することで、人とかかわり繋がる喜びを感じさせるとともに、コミュニケーション能力を育てる。
3 いじめの早期発見・早期解決に向けた取り組み
(1)早期発見のための手だて
- いじめは、どこでも起こりうるものとの基本的な認識のもと、全ての教職員が児童の様子を見守り、日常的な観察を丁寧に行うとともに、アンケート調査などを活用し、児童の小さな変化を見逃さないように努める。
- 年度当初に、新スタッフで生徒指導全体会を実施し、児童の状況について共有する。また、毎月の職員会議に児童理解のための情報交換の場を設定し、全職員で日常的な児童の様子を情報交換する。
- 毎月1回いじめアンケートを実施し、いじめの実態や児童の人間関係を把握する。
- 鳴瀬児童館の職員と情報交換を行う。適宜実施し、児童の情報を共有する。
(2)早期解決のための手立て
- 教育相談の充実
- 児童や保護者が、いつでも、どこでも、誰にでも、気軽に相談できるような環境づくりに努める。
- 児童と担任との教育相談を行う。(6月・11月~全児童 2月~必要に応じて)
- 保護者と担任との教育相談期間を設定する。(7月~夏季休業中)
- 毎月1回、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの来校に合わせて、教育相談を行う。
- 教育相談の留意点
- 相談者への共感的な立場に立って話を聞き、対応を考える。
4 いじめ問題に取り組むための組織
(1)校内組織
- 生徒指導協議会(職員会議時)
- 児童理解のための月ごとの情報交換を通して、問題の早期発見に努める。
- 生徒指導委員会
- 構成員 教頭、教務主任、いじめ不登校担当、生徒指導主任、養護教諭、学年棟代表(上・下)
- 教師と児童、児童相互の人間的触れ合いを図り、全ての児童が楽しく充実した生活を営み、個性の伸長を図ることができるよう協議する。(必要に応じて開催)
- いじめ問題解決のためのケース会議
- 構成員…校長、教頭、教務主任、生徒指導担当、特別支援コーディネーター、養護教諭、該当学級担任
- 問題の把握と解決にあたる。必要に応じて外部機関への相談を行い、解決や対応にあたる。(必要に応じて開催)
(2)家庭や地域との連携
- いじめ不登校対策委員会
- 構成員…校長、教頭、教務主任、いじめ不登校担当、学級担任、養護教諭、PTA代表、警察関係者、青少年補導員、主任児童委員(その他 必要に応じて)
- 学校・地域社会・関係行政機関との連携を密にし、「いじめ」の根絶を目的として、その実情を的確に把握し、望ましい生活態度について具体的に協議する。(必要に応じて開催)
- 学級懇談 年4回
- 担任と保護者による教育相談 随時
(3)専門機関との連携
悩みや不安を抱えている保護者には、専門機関へのカウンセリングを勧めるとともに、学校としても専門機関への相談を通し、児童が安心して生活できる環境づくりと問題解決に努める。
学校紹介
鳴瀬小学校の紹介ページは次のリンクをご覧ください。
学校からのお知らせ
ホームページ編集方針
教育総務課の以下のページをご覧ください。
更新日:2025年08月22日