町内で稼働する風力発電基に係る一部部品が脱落した事案について
令和8年2月5日(木曜日)、町内で稼働する風力発電所「JRE宮城加美町ウインドファーム」の出資者であるENEOSリニューアブル・エナジー・マネジメント株式会社から、次のとおり報告を受けましたので、その内容をお知らせいたします。
なお、この事案に対しまして、加美町として事業者側に再発防止の徹底等を求め、「厳重注意」を行いました。
4号基ナセルハッチ脱落に関する事業者報告
発生した事象
●JRE宮城加美町ウインドファーム4号基の「ナセルハッチ(一部)※1」および「ハッチの支持部品※2」が紛失。
●ナセル内部に紛失部材が無いため、外に脱落した可能性が高い。ハッチのロックレバー周辺の損傷が確認されていないことから、トラブル発生時にはハッチが開いている状態にあったと考えられる。
※1ナセルハッチについて
- 「ナセル」は、風力発電基の最上部にある発電機や増速機を納めている箱型の構造物で、「ナセルハッチ」は、ナセルの屋根に設けられた開閉式の扉(天窓)です。
- 約80cm×約90cm、重量8.39kg、材質ポリカーボネート
- 紛失箇所は、扉の窓にあたる部分で全体の2/3程度であるため、6kg程度の部品が脱落したと推測。
※2ハッチの支持部品について
- ナセルハッチ(開閉式の扉)を開けたときに、その扉が動かないように支えるものです。
- 約66cm×約23cm、重量1.22kg、材質アルミ
人的被害の状況
人的被害はなし
経緯等
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日にち |
内容 |
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令和7年12月20日 |
風車メーカーによる月次点検。 |
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令和8年1月21日 |
風車メーカー作業員が月次点検の際、ナセルハッチが壊れて紛失しているのを発見。 |
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1月27日 |
風車メーカー作業員により、ナセルハッチの交換作業を実施。その際に、ハッチの支持部品も紛失しているのを発見。 同日、風車メーカーの作業内容について、同事業者が問い合わせをしたことで、事実が判明。 |
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1月27日、29日 |
同事業者による現地確認(風車周辺とナセル内部)。 |
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1月29日 |
加美町に対して第一報を報告。 |
原因
●風車メーカー作業員が、風車を離れる際にナセルハッチの施錠を失念した可能性が高い。
●風車入場記録では、令和7年12月20日の月次点検以降、令和8年1月20日まで風車の入場がない。このことから、令和7年12月20日から令和8年1月21日の期間で脱落したと考えられるが、正確な日時は不明。
対応内容
●ナセルハッチの交換は実施済み(1月27日)、支持部品は手配中であり、納品され次第、対応予定(2月13日までに完了予定)。
●4号基のほか残り9基について、施錠確認を実施済み(2月5日)。
●脱落した部材は、積雪により捜索困難な状態。引き続き対応中。
●経済産業省の電気事故報告に該当しないため、国等への報告は行わない。
再発防止策
●風車メーカーに防止策を指示。風車を離れる際のチェックリストを作成し、運用を行う旨の回答があり、チェック項目などを協議中。
●風車メーカーが認知してからの報告に遅延があったため、改善を要請。
加美町の対応
加美町として、事業者側に次の内容を求めました。
●再発防止を徹底し、安全安心な稼働を行うこと。また、再発防止策については、チェック体制や報告体制などをまとめ、改めて報告すること。
●町民の代表である加美町議会に報告すること。
●経済産業省および共同出資者である東北電力株式会社に報告すること。
本事案に関する問い合わせ
ENEOSリニューアブル・エナジー・マネジメント株式会社
電話番号:03-6455-4896








更新日:2026年02月05日