(趣旨)

第1条　この規則は、加美町小野田図書館条例(平成16年加美町条例第7号)第6条の規定に基づき、加美町小野田図書館(以下「図書館」という。)の管理運営に関し必要な事項を定めるものとする。

(開館の日時)

第2条　図書館の開館日時は、次のとおりとする。ただし、図書館長(以下「館長」という。)が特に必要と認める場合は、これを変更することができる。

(休館日)

第3条　図書館の休館日は、次に掲げるとおりとする。

(入館者の心得)

第4条　図書館への入館者は、次に掲げる事項を守らなければならない。

(入館の制限)

第5条　館長は、次の各号のいずれかに該当すると認める者については、入館を禁止し、又は退館させることができる。

(貸出しの対象者)

第6条　図書館資料(以下「資料」という。)の貸出しを受けることができるものは、次に掲げるものとする。

(利用者カードの交付)

第7条　資料の貸出しを受けようとする者(以下「利用者」という。)は、あらかじめ個人貸出利用申込書(様式第1号)又は団体貸出利用申込書(様式第2号)を館長に提出して利用者登録の後、図書館利用者カード(様式第3号。以下「貸出券」という。)の交付を受けなければならない。

(貸出し手続)

第8条　利用者は、貸出券により、資料の貸出しの申込みをしなければならない。

(貸出券の紛失等の届出)

第9条　利用者は、貸出券を紛失したとき、又は個人若しくは団体貸出利用申込書に記載した内容に変更が生じたときは、速やかに館長に届け出なければならない。

(利用の制限)

第10条　館長は、この規則の規定に違反し、その指示に従わない利用者に対して、資料の利用を一時停止し、若しくは禁止することができる。

(資料区分及び貸出期間等)

第11条　個人又は団体が館外貸出しを受けることができる資料区分、貸出期間及び貸出点数等は、次のとおりとする。

(館外貸出しの制限)

第12条　貴重図書及び館長が特に指定した資料は、館外貸出しを行わないものとする。

(返却を怠った者に対する処置)

第13条　館長は、期間内に資料を返却しなかった利用者に対し、期間を定めて貸出しを停止することができる。ただし、第11条第2項の貸出期間の延長申出のあった場合は除く。

(延滞資料の督促)

第14条　貸出資料の貸出期間が満了した日(貸出期間の延長申出のあった場合を含む。)から起算して14日を経過しても貸出資料が返却されない場合は、貸出期間満了日から15日目に延滞資料と認めて、貸出券名義者に対し、資料返還の督促を行うものとする。

(損害の賠償)

第15条　利用者は、資料、設備器具等を甚だしく汚損し、若しくは破損し、又は亡失したときは、現品又は相当の代価をもって弁償をしなければならない。ただし、特別の事由があると認める場合には、これを減額し、又は免除することができる。

(参考調査)

第16条　調査研究のため図書館に対して参考調査の依頼があるときは、次に掲げる事項を除き、協力するものとする。

(相互貸借)

第17条　図書館は、次に掲げるものを除き図書館法(昭和25年法律第118号)第3条第4号の規定により公共図書館及びその他の図書館等が所蔵している資料の相互貸借を実施するものとする。

(複写サービス)

第18条　図書館の利用者が図書館にある複写機を利用して資料の複写を行う場合は、複写申込書(様式第4号)を館長に提出して許可を得なければならない。

(貴重資料等の特別利用)

第19条　図書館所蔵の貴重資料(古書籍、古文書、絵図等)の閲覧、撮影及び複製品作製(出版物に写真等を掲載する場合を含む。)の許可について希望する者は、貴重資料等特別利用申請書(様式第5号)を館長に提出しなければならない。

(資料寄贈及び寄託)

第20条　館長は、図書館の設立目的を達成するために必要と認める資料の寄贈又は寄託を受けることができる。

(寄託期間の延長等)

第21条　資料の寄託期間は、1年以内とする。ただし、館長が必要と認める場合は、寄託者の承認を得て、寄託の期間を延長することができる。

(協定の締結)

第22条　条例第3条第2項の規定により、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項に規定する指定管理者に図書館の管理を行わせるときは、図書館の指定管理業務に関する協定(以下「協定」という。)を締結するものとする。

(その他)

第23条　この規則に定めるもののほか、図書館の運営に関し必要な事項は、教育長の承認を得て館長が定める。