地域おこし協力隊を募集します(農業の振興)
「うまいっ!」をつくろう
募集背景
加美町は、宮城県の北西部に位置し、人口約2万1千人、秀峰「薬莱山」と清流「鳴瀬川」にはぐくまれた緑豊かなまちです。
本町の基幹産業は農業で、「ひとめぼれ」「まなむすめ」を中心に広く水稲の生産が行われております。また、町の西部地域ではもち米「みやこがねもち」の栽培を奨励しており、県内有数のもち団地を形成するなど、世界農業遺産「大崎耕土」の一角として宮城の美味良質米づくりに取り組んでいます。水稲以外でも地域振興作物として「ねぎ」「たまねぎ」の生産拡大を推進し、農家所得の向上を図っています。
しかしながら、現在では新規就農者の減少や農業従事者の高齢化等により、担い手、後継者不足が顕著になっております。
そこで、先人より受け継がれてきた町の農業を支え、さらに発展させるため、新たな担い手として新規就農を目指す「地域おこし協力隊」隊員を募集します。
活動テーマ
農業従事者の高齢化、担い手不足などの町の課題は、その地域に暮らす住民にとっては当たり前のこととなってしまい、新たなアイディアを生み出すことは容易ではありません。そこで、外からの新たな視点、新たな発想・気付き等を加えながら、加美町の農業を振興し、地域・生産者・消費者の皆にとって「うまいっ!」農産物をつくることを活動のテーマとします。
募集要項
募集人数
1名
求める人物像
(1)農業に興味のある方
(2)新しいことに挑戦する気力がある方
(3)楽しいこと・面白いことで町を盛り上げたい方
(4)昔ながらのことも大切にできる方
(5)定期的にSNS等で情報発信ができる方
(6)地域住民とのコミュニケーションを図ることができる方
(7)心身ともに健康で、イベント・地域行事に積極的に参加できる体力がある方
(8)任期終了後、加美町に定住して新規就農し、農業経営を開始する意欲のある方
募集対象者
次の全ての要件を満たす方とします。
(1)令和6年4月1日現在で概ね20歳以上の方(性別は問いません)
(2)三大都市圏をはじめとする都市地域または地方都市(※条件不利地域を除く)に住民票を有し、任用後は加美町に住民票および生活拠点を移すことができる方
(3)令和7年4月1日から令和7年5月31日までの間に(2)に記載した生活の拠点の移動を行い、勤務を開始できる方
(4)普通自動車運転免許を持っている方(MT免許が望ましい)
(5)パソコン(ワード、エクセル、パワーポイントなど)の一般的な操作ができる方
(6)地方公務員法第16条に規定する一般職員の欠格事項に該当しない方
(7)本募集要項に定める「現地ツアー(おためし地域おこし協力隊)」に参加された方、または、オンライン等で事前に町担当者等と面談を行っている方
勤務地
「ビジョンのある人を応援したい!」と話す今野代表。新規就農を目指す方の強い味方です。
加美町内
※研修受入先は「株式会社結心ファーム」(宮城県加美郡加美町字南小路3)
活動内容
地域おこし協力隊としての任期中を新規就農に向けた研修期間と位置づけ、受入先農家の指導を受けながら、「米」「大豆」「たまねぎ」などの栽培技術・知識を学びます。
1年目は、受入先農家の指導のもと、農業に関する基礎知識や技術を習得することを目指します。
2年目以降は、指導を受ける農家の田や畑で栽培から収穫までの作業を実践しながら新規就農に向けた準備を進めます。
受入先となる農家は、環境に配慮した有機農業(アイガモ農法)や、農作物の6次産業化等による安定した農業経営を実践しており、そのノウハウや経験を学びながら、任期終了後の新規就農を見据えて付加価値を高める商品開発、インターネット販売等、隊員自身にとって利益を得られる仕組みづくりにも挑戦していただきます。
地域協力活動
上記の活動内容の他に、次の地域協力活動についても積極的に参加していただきます。
(1)地域行事、コミュニティ活動に関する支援
(2)町の行事、イベントへの支援
(3)その他、地域の活性化につながること
勤務時間
任用形態および任用期間
(1)加美町のパートタイム会計年度任用職員(一般職非常勤職員)として任用します。
(2)任用期間は、令和7年4月1日から令和8年3月31日までとします。
(3)着任時期は相談に応じることも可能です。その場合の任用期間は任用の日から任用の日が属する会計年度末までとします。
(4)年度ごとに勤務実績等をふまえて任期を更新します。任用期間は最長3年となります。
報酬(令和6年度支給予定額)
(1)月 額:175,200円(税、保険料など控除される前の額です)
(2)年 額:約2,890,000円(期末手当+勤勉手当含む)※在職期間によって異なります。
(3)期末手当:町の規定に基づき、6月と12月に在職期間に応じた額を支給します。
(4)通勤手当:町の規定に基づき、通勤手当を支給します。
待遇・福利厚生等
(1)保 険:健康保険、厚生年金保険、雇用保険に加入します。
(2)休 暇:任用期間等に応じて年次有給休暇および特別休暇(忌引休暇・夏季休暇等)を取得することができます。
(3)服 務:一般職の地方公務員として守秘義務、職務専念義務など服務上の規定が適用されます。
(4)住 居:任用期間中の住居は町が借上げのうえ貸与し、家賃の一部(上限4万円)を町で負担します。ただし、転居費用、光熱水費、生活用品等は自己負担となります。
(5)車 両:協力隊活動に必要な車両は町から公用車を貸与します。なお、貸与する車両は勤務中のみ使用可能ですので、町内での生活、通勤等の移動手段としては使用できません。活動以外は自家用車で対応いただくことになります。
活動支援等
副業
副業は可とします。
ただし、地域おこし協力隊としての業務に支障のない範囲で、任期後の定住も見据え必要と判断されるもののみ可とします。なお、副業を行う場合は、事前に所定の様式を町に提出し、許可を受ける必要があります。
応募方法
次の書類を加美町役場ひと・しごと推進課まで郵送または持参にて提出してください。なお、提出いただいた書類は返却しませんので、ご了承ください。
(1)加美町地域おこし協力隊応募用紙(下記よりダウンロードしてご記入ください)
(2)住民票の抄本(発行日から3か月を経過していないもの)
(3)自動車運転免許証の写し(表面と裏面)
令和7年度地域おこし協力隊応募用紙 (Wordファイル: 72.0KB)
令和7年度加美町「地域おこし協力隊」募集要項(農業の振興) (PDFファイル: 142.2KB)
応募期限
令和6年12月2日(月曜日)から令和7年3月3日(月曜日)まで(必着)
午前8時30分から午後5時15分まで(土日祝日を除きます。)
個別相談
応募に際して、不明な点や確認したい点がありましたら、町担当者が随時、対応いたしますので、気軽にお問い合わせください。(オンライン可)
現地ツアー(おためし地域おこし協力隊)
加美町では、地域おこし協力隊の応募を検討されている方が、「実際の加美町」「勤務場所」「生活環境」などを確認することにより、応募の促進と採用後のミスマッチを防ぐため、現地ツアーを実施しています。
原則として、現地ツアーにご参加いただいたうえで、応募ください。
(1)日 程:令和7年2月22日(土曜日)~2月24日(祝日・月曜日)
※他の日程をご希望の方は担当へお問い合わせください。
(2)対 象 者:加美町地域おこし協力隊への応募を検討中の方
(4)費 用:無料(宿泊費含む)
※JR古川駅までの往復の交通費について一部助成あり
※滞在中の食費は自己負担
(5)募集人数:5名程度
(6)募集締切 :令和7年2月10日(月曜日) 午後5時まで
(7)申し込み方法などの詳細
次のリンク先の募集要項を事前に確認の上お申し込みください。
選考方法
(1)第1次選考 書類審査(審査結果は応募者全員にお知らせします。)
(2)第2次選考 第1次選考合格者を対象に、加美町役場において面接試験を実施します。令和7年1月下旬を予定しておりますが、詳細な日時は第1次選考の結果とともにお知らせします。
※応募にかかる費用(郵送料・交通費等)は自己負担となります
※選考の経過や結果に関するお問い合わせには応じられませんので、あらかじめご了承ください。
※提出された個人情報については、本募集以外の目的には使用しません。
この記事に関するお問い合わせ先
加美町ひと・しごと推進課 移住定住推進係
〒981-4292
宮城県加美郡加美町字西田三番5番地
電話番号 0229-63-5611(直通)
ファックス番号 0229-63-2037
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更新日:2024年12月20日