「加美町らしい景観の発見と共有イベント」を開催しました

更新日:2021年04月01日

写真が貼られた大きな地図の上に参加者たちが集まっている、イベントの集合写真

加美町では「美しいまちなみづくり100年運動」として、豊かな自然に恵まれた加美町らしいまちなみ形成に向けた取り組みを、町民のみなさんとともに中長期的に進めています。

「オーラルヒストリー調査」を実施

平成24年度は、生活と環境のつながりに着目した加美町ならではの「生活史」を編纂し、加美町景観計画の素材として活用していくために、「早稲田大学 後藤春彦研究室」と協力して、町民100人を対象とした「オーラルヒストリー調査」を実施しました。

オーラルヒストリー調査って?

 「オーラル」は「口述」、「ヒストリー」は「歴史」を意味します。
 これは、まちづくりにおいて地域の将来像を構築していくために、人々の口伝えの思い出や記憶を採集し、それを多数集めて町の歴史として編纂していくことを目的とした調査です。調査内容は「過去の生活の知恵」から創造される「懐かしい未来」を示すための素材として活用されます。

「加美町らしい景観の発見と共有イベント」を開催

 平成24年12月には、オーラルヒストリー調査を取りまとめた口述生活史の報告会と生活史エピソードやまちなみ・風景の写真を通じて、加美町らしい景観の発掘とその理由を共有し、今後のまちなみづくりを考えるイベント(ワークショップ)を開催しました。その様子をお伝えします。

第1部 生活史から学ぶ加美町らしさ

 オーラルヒストリー調査を取りまとめた口述生活史の報告会です。調査した生活史を6つのテーマに分けて、学生たちがエピソードの紹介を行いました。

イベントの横断幕の前で、モニターを使って報告をしている学生の写真
壁に沿って一列に並んでいる学生たちと、座って見ている参加者たちの写真

第2部 「加美町らしいいね!」世間遺産発掘ワークショップ

調査して得た300以上の生活史エピソードから、過去の知恵共感できる思い出を読み取り、加美町の新たな魅力を発見・共有することを目的としたワークショップを実施しました。

「世間遺産」って?

 世界遺産は、世界中で残しておきたい自然や風景、建物のことです。では、「世間遺産」は?
 これは、となり近所の人々や地域全域において、共有できる場所や風景、生活、歴史的背景など身のまわりにある残しておきたい地域資源を指します。世間遺産は今後まちづくりの活動において、重要な要素となります。

床の上に置かれた模造紙を囲んで、参加者たちが話し合っている写真
模造紙に貼られた写真を、かがみこんで指さしているお年寄りの男性と、囲んで見ている参加者たちの写真

ワークショップでは、巨大な加美町のマップに生活史エピソードや写真を落として、加美町全体を見渡し、そして地図の上を歩きながら好きなところや思い出などを話し合うことで、加美町らしい魅力を発見することができ、その中で町民がどのようなものを「世間遺産」と感じているのかを読み取ることができました。

かがみこんで、模造紙の上に貼られた写真を指さしている男性たちの写真
写真が貼られた巨大な模造紙の奥に、参加者たちが集まっている写真

 今回のイベントの内容は「加美町景観だより 第2号」に掲載していますので、ぜひご覧ください。
 今後も過去の生活から創造される「懐かしい未来」を目指して、様々な取り組みを行っていきますので、ご協力をお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

加美町ひと・しごと推進課

〒981-4292
宮城県加美郡加美町字西田三番5番地

電話番号 0229-63-5611(直通)
ファックス番号 0229-63-2037

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