加美町国際交流協会では、在日外国人を招いて他国の現状・課題などを学ぶ「国際理解出前講座」を開催しました。

 テーマは私たちの身近にある「水」、「世界の水事情」についてです。私たちは蛇口をひねれば簡単に水を手に入れることができます。当たり前のように「きれいで安全な水」を使っていますが、世界には水を手に入れるのも一苦労…汚れた水しか飲めない!?そんな水で悩む国もたくさんあります。
 
今回のイベントには、県内に在住する「スーダン・ネパール・カザフスタン」出身のゲストに参加していただきました。それぞれの国の水事情はどうなのか…?3ヶ国のゲストと一緒に、クイズ形式で開催した内容の一部を紹介します。
 

 ◆水の大切さを学ぼう~国際理解出前講座~ チラシ.pdf [386KB pdfファイル]  

1.日時・場所

 日時:平成27年3月15日(日) 午後1時から  場所:中新田公民館 大ホール

2.内 容

 3ヶ国のゲストとお話しながら、クイズや体験を通じて身近にある水の大切さについて考えました。

 ★加美町の水はどれ?利き水体験

 ★水道からの水をそのまま飲める国ってどのくらい?

 ★ゲストの国の水事情  などなど

 他にも3ヶ国のゲスト自身や国のこともたくさんお話してもらいました!

開催内容

 今回はゲストとして、「スーダン出身のシーダさん」「ネパール出身のアルンさん」「カザフスタン出身のバキトさん」を招いてイベントを実施。みなさん県内在住の方で、他国の水事情をお話してもらうために、宮城県国際化協会(MIA)からのご紹介で協力してもらうことになりました。

会場風景  自己紹介

 ゲストの国紹介

 水のお話に入る前に、参加者のみなさんに世界地図を見てもらい「スーダン・ネパール・カザフスタン」の位置を当ててもらうクイズを実施。ちゃんとわかるかどうかゲストたちが見守る中で、「スーダンはアフリカで、カズフスタンは砂漠があるから広い国…?」など迷いながらも、正解者が多数でした。クイズの後は、ゲストからそれぞれの国の「食や気温、国旗のこと」などをお話してもらいました。

出身国当てクイズ  自国の紹介

 利き水体験

 世界には軟水、硬水、炭酸水など様々な種類のものがあります。では、加美町の水は海外のものと比べてどうなの…?「①加美町の水(船形の氷水)②ハワイの水 ③イタリアの水」を用意して、加美町の水を参加者に当ててもらう利き水体験を実施しました。その違いは微妙ですが、加美町の水がわかるでしょうか?

利き水体験  利き水体験

 3ヶ国の水事情

 水道の水をおいしく飲める国は、世界で30ヶ国くらい。それでは、ゲストの国ではどうなのでしょうか?それぞれの水事情を聞いてみました。 
 カザフスタンの冬は寒さが厳しく、水道設備がない地方では井戸も使えなくなり、厚さ2m程ある氷の下から川の水を汲み上げ生活用水にしているとのこと。ネパールでは水道設備がある都市部でさえ使える時間帯が決まっているとのこと。ナイル川が流れるスーダンでは水に関わる病気が多いので注意が必要であることなどが話されました。

水事情-カザフスタン-  水事情-スーダン-

           水事情-ネパール-

 まとめ

 各国には、水を得るのにも苦労していたり、様々な水にまつわる問題を抱えてる地域がありました。他国の事情を聞いた上で、「わたしたちは1日にどのくらいの水を使っているのか?」をクイズで参加者のみなさんに知ってもらいました。このイベントがわたしたちの身近にある水、その大切さについて考えるきっかけになれば幸いです。

 また、最後にゲストに対する質問コーナーを設けました。そこでは、農業や学校はどうなの?など水以外の質問、ネパールのアルンさんが持ってきた伝統衣装の試着体験などもあり、笑顔が絶えないイベントになりました。

集合写真