平成最後の寄贈作品 染付木瓜・月星蛸唐草文らっきょう形徳利

 ~切込瀬戸山棟梁から 御蔵守長五郎への贈りもの~


  昨秋、県外収集家のご協力を得て14年ぶりの里帰りがかなった切込焼が、この度正式に当館に寄贈されました。「本来切込焼記念館にあるべきもの」そして「ぜひ多くの人にみてもらいたい」との強いお気持からのご決断でした。

 本作品は四日市場村御蔵守長五郎による切込窯への約200両の献金を裏付けた貴重な作品だけに、今回は360度ご覧いただけるよう、常設展示室1階の4面ガラスケースに展示し、底銘写真・関連文献写真も併せて紹介しています。

常設1階の展示状況 

右の文献には約200両献金の恩賞について記されている

長五郎に関係するふたつの紋章が描き込まれる 

まさに長五郎のためのの作品

                             

 長五郎と棟梁山下吉蔵の没後155年に当たる本年の、しかも平成最末期の寄贈作品となりました。平成2年にほんの僅かな収蔵作品でスタートした当館でしたが、ここに来て切込焼史上重要な意味をもつ作品を収蔵するに至りました。改めてこの度のご寄贈について深く感謝申し上げます。今後は加美町のそして旧仙台藩の文化遺産として確実に後世に伝えて参ります。

 ※尚本作品についての詳細は、すでにUP済みのらっきょう形徳利14年ぶりの里帰り 」をご覧ください。